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【2025年版】京都の最強恐怖度心霊スポットランキングTOP10!本当にヤバい場所はココだ…

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この記事の目次

1200年の歴史を誇る古都・京都。雅な寺社仏閣や美しい街並みが世界中の人々を魅了するこの街は、その長い歴史の裏側で、数え切れないほどの戦乱、処刑、そして人々の怨念を飲み込んできました。華やかな光が強ければ強いほど、その影もまた、深く暗いのです。

ここでは、数ある京都の心霊スポットの中から、その謂れ(いわれ)、恐怖度、危険度、そして伝説の根深さを総合的に判断し、2025年最新情報に基づいた「本当にヤバい場所」をランキング形式でご紹介します。

【重要】この記事で紹介する場所の多くは、非常に危険、あるいは神聖な場所です。この記事は、肝試しや不法侵入を推奨するものでは決してありません。訪れる際は、必ず法令を遵守し、故人への敬意と畏怖の念を持って行動してください。


【第10位】あみだババアの池(阿弥陀池)

雨の夜、池のほとりを歩いていると、背後から猛スピードで老婆が追いかけてくる…。京都の子供たちを震え上がらせた、古典的な都市伝説の舞台です。

スポット名 あみだババアの池(阿弥陀池)
所在地 〒610-0331 京都府京田辺市田辺南里38−84
恐怖度 ★★☆☆☆
危険度 ★★☆☆☆(物理的危険)
特 徴 都市伝説・池
現 状 訪問可能

京都の市街地にひっそりと存在する阿弥陀池。ここで最も有名なのが、「あみだババア」の伝説です。雨の夜、この池の周りを歩いていると、どこからともなく白髪の老婆が現れ、人間とは思えない速さで追いかけてくる、というもの。この話は、かつて京都市内の小学校で「学校の七不思議」の一つとして、広く語り継がれてきました。子供の霊の目撃談も多く、今もなお、地元の怪談の発祥地として知られています。

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【第9位】円山公園 弁天堂前の公衆トイレ

桜の名所のど真ん中に、異界への入口があった。最も無防備になるその個室で、あなたは何を見るのか…。

スポット名 円山公園 弁天堂前の公衆トイレ
所在地 〒605-0071 京都府京都市東山区円山町474−1
恐怖度 ★★★☆☆
危険度 ★★☆☆☆(霊的危険)
特 徴 都市伝説・トイレ
現 状 現存・利用可能

京都随一の桜の名所・円山公園。その中にある弁天堂の向かいの公衆トイレには、奇妙で恐ろしい都市伝説があります。ここの個室トイレで用を足していると、背後から何者かに強く背中を押される、あるいは、上を見上げると、天井から逆さまになった女の霊が、こちらを覗き込んでいるというのです。「自分の顔を見上げると呪われる」という派生した噂もあり、美しい観光地の日常に潜む、異質な恐怖を感じさせる場所です。

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【第8位】宇治川ライン

美しい渓谷沿いのドライブコース。しかし、カーブの先には、この世のものではない“何か”があなたを待っているかもしれない。

スポット名 宇治川ライン
所在地 京都府宇治市槇島町六石山府道3号線
恐怖度 ★★★☆☆
危険度 ★★★★☆(物理的危険)
特 徴 事故多発地点・道路
現 状 通行可能だが夜間は危険

風光明媚な宇治川沿いを走るこの道は、かつて有料道路であり、走り屋が出没する交通事故の名所でした。そのため、今もなお、事故で亡くなった人の霊や、自ら命を絶った人の霊が、数多く目撃されると言われています。特に有名なのが、カーブの先でヒッチハイクする女性の霊で、車に乗せるといつの間にか姿を消し、シートだけが濡れているという古典的な怪談や、事故を起こした車の運転席に、髪の長い女が座っていた、などの噂が絶えません。

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【第7位】日吉ダム

広大なダム湖の底に沈められたのは、一つの村と、そこに眠っていたはずの墓地だった…。

スポット名 日吉ダム
所在地 〒629-0335 京都府南丹市日吉町中
恐怖度 ★★★☆☆
危険度 ★★★☆☆(物理的危険)
特 徴 水没村・ダム・自殺の名所
現 状 訪問可能

京都府下最大級のダムである日吉ダム。その建設にあたり、天若(あまわか)地区の多くの集落と、そこに存在した墓地が、湖の底へと沈みました。そのため、今もなお、故郷に帰れない村人たちの霊や、墓から解き放たれた無数の魂が、湖面や湖畔を彷徨い続けていると噂されています。また、自殺の名所としても知られ、訪れた者が原因不明の体調不良や、不運な事故に見舞われるという報告も後を絶ちません。

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【第6位】首塚大明神

その鳥居をくぐれば、そこは“首”の怨念が渦巻く場所。興味本位で足を踏み入れれば、あなたの首もまた…。

スポット名 首塚大明神
所在地 〒610-1106 京都府京都市西京区大枝沓掛町
恐怖度 ★★★★☆
危険度 ★★★★☆(霊的危険)
特 徴 史跡・怨霊伝説
現 状 訪問可能だが夜間は危険

粟田口刑場跡とも伝わるこの場所に祀られているのは、酒呑童子の配下であった鬼、あるいは、この地で斬首された罪人たちの首であると言われています。そのため、この神社は強力な怨念が渦巻く場所として、古くから恐れられてきました。夜間に鳥居をくぐると、首のない武士の霊に追いかけられる、うめき声が聞こえるなどの噂が絶えません。近年では、ここで撮った写真をSNSに上げると、その写真を削除するまで不幸が続く「御霊返し」の都市伝説でも知られています。

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【第5位】一条戻橋

平安の昔から、この世とあの世の境界とされてきた、伝説の橋。死者を蘇らせ、鬼を従えた橋の記憶は、今もなお健在。

スポット名 一条戻橋
所在地 京都府京都市上京区主計町一条戻橋
恐怖度 ★★★★☆
危険度 ★★☆☆☆(霊的危険)
特 徴 史跡・伝説
現 状 訪問可能

平安時代の陰陽師・安倍晴明が式神を隠した、戦国武将・渡辺綱が鬼の腕を切り落とした…数々の伝説に彩られたこの橋は、古くから京都における「異界への入口」でした。葬列がこの橋を渡ると、死者が蘇ってしまうため、決して渡ってはならないという禁忌も存在します。現在も、橋を渡ると異世界に迷い込んでしまう、あるいは、橋のたもとで、この世のものではない“何か”に遭遇するという噂が絶えません。

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【第4位】旧東山トンネル(花山トンネル)

闇の奥から、存在しないはずの汽笛が聞こえる…。ここは、日本の鉄道史の記憶が、亡霊となって彷徨う場所。

スポット名 旧東山トンネル
所在地 〒607-8461 京都府京都市山科区上花山旭山町
恐怖度 ★★★★★
危険度 ★★★★☆(物理的危険・法的危険)
特 徴 廃トンネル・鉄道の霊
現 状 立入禁止・極めて危険

旧東海道本線の廃線跡に残る、赤煉瓦造りの美しいトンネル。しかし、その内部には、かつてこの線路で命を落とした人々の霊や、トンネル工事の犠牲者の霊が現れると言われています。最も有名なのが、存在しないはずの「幽霊列車」の目撃談で、深夜、トンネルの奥からヘッドライトと轟音が迫ってくると言います。現在はJR西日本の私有地であり、入口は固く封鎖され、立ち入ることは犯罪であると同時に、極めて危険です。

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【第3位】三条河原・三条大橋

豊臣秀次一族、石田三成、近藤勇…。歴史上の有名人たちが、ここで“晒し首”にされた。京都で最も多くの血が流れた、本物の処刑場跡。

スポット名 三条河原・三条大橋
所在地 〒605-0009 京都府京都市東山区大橋町三条駅 三条大橋東詰
恐怖度 ★★★★★
危険度 ★★★☆☆(霊的危険)
特 徴 史跡・処刑場跡
現 状 繁華街・訪問可能

現在、多くのカップルや観光客で賑わう三条河原は、かつて、罪人たちの処刑と、その首を晒す「晒し場」でした。石田三成をはじめ、歴史上の数多の人物が、ここで無念の最期を遂げています。そのため、今もなお、深夜の河原では、斬首された武士の霊や、処刑された罪人たちのすすり泣く声が聞こえると言われています。橋の擬宝珠(ぎぼし)に残る刀傷は、池田屋事件の際に付いたものとされ、幕末の志士たちの魂もまた、この地に留まっているのかもしれません。

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【第2位】深泥池

氷河期から時が止まった、神秘の池。しかし、その水面下には、助けを求める女の霊が、あなたを引きずり込もうと待ち構えている。

スポット名 深泥池
所在地 〒603-8042 京都府京都市北区上賀茂深泥池町67−1
恐怖度 ★★★★★★
危険度 ★★★★☆(物理的危険・霊的危険)
特 徴 伝説・自然・自殺の名所
現 状 訪問可能だが夜間は危険

国の天然記念物にも指定される、貴重な生態系が残る深泥池(みぞろがいけ)。しかし、その裏では、古くから自殺の名所として知られ、数々の恐ろしい噂が絶えません。最も有名なのが、「タクシーに乗る女の霊」の伝説。深夜、池のほとりで乗せた女の客が、いつの間にかシートを濡らして消えていた、というものです。また、池に身を投げた霊が、水の中から手招きし、生きている人間を引きずり込むとも言われています。

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【第1位】清滝トンネル

信号の色が、あなたの生死を分ける。ここは、古戦場と自殺の名所、二つの顔を持つ、京都最恐の呪われた隧道。

スポット名 清滝トンネル
所在地 京都府京都市右京区 清滝トンネル
恐怖度 ★★★★★★★★★★
危険度 ★★★★★(物理的危険・霊的危険)
特 徴 曰く付きトンネル・古戦場跡
現 状 訪問可能だが極めて危険

愛宕山の麓に口を開ける、一方通行の短いトンネル。しかし、その知名度と恐怖度は、京都、いや、全国でもトップクラスです。かつてこの地が古戦場であったことに加え、トンネルの上で首を吊って亡くなった女性の霊が出ると噂されています。あまりにも有名なのが、「信号の伝説」。入口の信号が青でも、もしそれが“霊が歓迎している”青なら、生きては帰れないと言われています。トンネルの真ん中にあるカーブミラーに、自分ではない何かが映る、ボンネットに女の霊が落ちてくるなど、その恐怖体験は枚挙にいとまがありません。

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まとめ

1200年の都・京都の心霊スポットは、その多くが、歴史の教科書に載っているような、本物の悲劇と深く結びついています。処刑場跡、古戦場、そして伝説の舞台…。これらの場所を訪れることは、単なる肝試しではなく、日本の歴史の、もう一つの暗い側面と向き合うことでもあります。

もし、これらの場所に興味を持ったとしても、決して面白半分で近づくべきではありません。そこには、今もなお、深い悲しみと苦しみの中にいる魂たちが眠っているのですから。

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