【山梨・最恐渓谷】昇仙峡…バス転落事故の悲劇、今も響く11名の断末魔 山梨県甲府市、国の特別名勝にも指定される、日本屈指の渓谷美を誇る「昇仙峡(しょうせんきょう)」。しかし、その美しい絶景の裏には、11名もの命を奪った観光バス転落事故という、あまりにも悲惨な記憶が刻み込まれています。
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【山梨・最恐渓谷】昇仙峡…バス転落事故の悲劇、今も響く11名の断末魔
山梨県甲府市、国の特別名勝にも指定される、日本屈指の渓谷美を誇る「昇仙峡(しょうせんきょう)」。しかし、その美しい絶景の裏には、11名もの命を奪った観光バス転落事故という、あまりにも悲惨な記憶が刻み込まれています。今もなお、深夜の渓谷には、事故の犠牲者とされる血まみれの霊や、存在しないはずのバスが彷徨い続けているという…。
噂される怪奇現象と有名な体験談
“日本一の渓谷美”と、“死の記憶”が同居するこの場所では、その二面性を象徴するかのような、数々の心霊現象が報告されています。
- 深夜、事故現場付近を、血まみれの服を着た男女の霊が徘徊している。
- 誰も乗っていないはずの、古ぼけた観光バスの霊が、猛スピードで走り抜けていく。
- 事故現場に建てられた交通安全地蔵の台座に、苦悶の表情を浮かべた男性の顔が浮かび上がる。
- 渓谷に架かる「仙峡橋」から、身を投げたという女性の霊が手招きしている。
- 誰もいないはずなのに、遊歩道から、子供の笑い声や、助けを求める叫び声が聞こえる。
- 敷地内に足を踏み入れると、急激な頭痛や吐き気、そして強い悪寒に襲われる。
最も有名な伝説「11名の魂が彷徨う“バス転落事故”」
この昇仙峡を、単なる観光地ではない、特別な畏怖の対象たらしめているのが、**昭和52年(1977年)8月11日に、実際に起きた「昇仙峡バス転落事故」**です。
静岡県の保険会社の慰安旅行の観光バスが、渓谷沿いの道から約50m下の川へ転落。11名が死亡、34名が重軽傷を負うという、大惨事となりました。このあまりにも悲惨で、衝撃的な事故の記憶が、この土地に、拭い去ることのできない「死」の気配を刻み込んだのです。
それ以来、「深夜、事故現場のカーブを通りかかると、大破したバスの残骸と、その周りで助けを求める、血まみれの人々が見える」「存在しないはずの、古い観光バスとすれ違ったが、運転手も乗客も、皆こちらを無表情で見ていた」など、事故の瞬間が、今も永遠に繰り返されているかのような、壮絶な恐怖体験が数多く報告されています。
地蔵に浮かぶ“断末魔の顔”
この場所のもう一つの恐怖が、事故現場の近くに建てられた「交通安全地蔵」にまつわる怪異です。犠D者の魂を慰めるために建てられたはずのこの地蔵。しかし、その台座をよく見ると、事故で亡くなった男性運転手の、苦悶の表情を浮かべた“顔”が、浮かび上がっているというのです。
「懐中電灯で台座を照らすと、石の模様が、明らかに人間の顔に見えた。その目は、こちらを強く睨みつけていた」「地蔵の写真を撮ったら、オーブと共に、顔の部分だけが赤く発光していた」といった体験談が絶えません。それは、犠牲者の計り知れない無念が、石にまで染み付いてしまった証なのでしょうか。
この場所に隠された歴史と呪われた背景
昇仙峡の成り立ち
「昇仙峡」は、山梨県甲府市の北部、荒川の上流に位置する、巨大な渓谷です。その名は、国の特別名勝にも指定されており、花崗岩が長年の歳月によって削り取られてできた、奇岩・奇石と、清流、そして紅葉が織りなす景観は、「日本一の渓谷美」とも称されています。
現在では、遊歩道や、ロープウェイ、そして「影絵の森美術館」などが整備され、年間を通じて、国内外から多くの観光客が訪れる、山梨県を代表する一大観光地です。
心霊スポットになった“きっかけ”
この日本有数の景勝地が心霊スポットとなった背景には、**1977年に起きた「11名死亡のバス転落事故」**という、動かしがたい、あまりにも悲惨な歴史的事実があります。
これは単なる噂や都市伝説ではありません。実際にこの場所で、楽しいはずの慰安旅行が一転、阿鼻叫喚の地獄と化したのです。
この**「おびただしい数の、突然の死」という、強烈な記憶。その事故現場であるという事実が、元々「渓谷」や「川辺」という場所が持つ、転落や水難への畏怖と結びつきました。「地蔵の顔」や「血まみれの霊」といった、事故の悲惨さを直接的に連想させる具体的な心霊譚が生まれ、SNSやメディアを通じて拡散。昇仙峡は、「日本一の渓谷美」であると同時に、“日本一の悲劇の現場”**として、全国にその名を知られる心霊スポットとなったのです。
【管理人の考察】なぜこの場所は恐れられるのか
単なる観光地が、なぜこれほどまでに恐れられるのでしょうか。それは、この場所が**「幸福の絶頂」と「突然の死」**という、人生の最大のコントラストを、我々に見せつけるからです。
- 歴史的要因: この場所の恐怖は、**「観光バスの転落」という、極めて衝撃的な事故の記憶に根差しています。それは、楽しいはずの「ハレの日」が、一瞬にして、最も悲惨な「死」の現場へと変わってしまったという、強烈な悲劇です。その「幸福からの転落」**という物語が、この土地に、他の心霊スポットにはない、深く、そしてやり場のない哀しみのエネルギーを与えているのです。
- 地理的・環境的要因: 切り立った断崖絶壁と、その底を流れる荒川。 この圧倒的な高低差とスケールは、見る者に、人間の非力さと、「落ちたら死ぬ」という本能的な恐怖を、直接的に突きつけます。夜になれば、深い闇と、川の轟音だけが支配する隔絶された空間と化し、この環境が、訪れる者の五感を狂わせ、叫び声やうめき声といった「幻聴」を引き起こしやすいのです。
- 心理的要因: **「11名死亡の事故現場」という、動かしがたい事実を知って訪れると、人は自らの五感を極限まで研ぎ澄ませます。「交通安全地蔵」**の存在もまた、「ここで悲劇があった」という事実を、訪れる者に静かに、しかし雄弁に語りかけます。その心理状態が、地蔵の台座の染みを「人の顔」と、風の音を「叫び声」と、そして暗がりの影を「血まみれの霊」と、脳が積極的に悲劇の記憶と結びつけてしまうのです。
探索の注意点
現在の状況と物理的な危険性
- 【最重要】一部遊歩道は、長期間「通行止め」: 昇仙峡の遊歩道は、2021年8月の土砂災害により、長潭橋(ながとろばし)から県営駐車場までの区間が、現在もなお、長期間にわたり全面通行止めとなっています。復旧は未定です。
- 立入可能な観光地: 上記以外の、ロープウェイ周辺や、滝上エリア、県道7号線などは、観光地として通行・見学が可能です。
- 落石・崩落の危険: 渓谷沿いであるため、常に落石や崩落の危険性があります。現地の警告看板には必ず従ってください。
- 夜間は完全な暗闇で危険: 観光地ですが、夜間は照明がほとんどなく、完全な暗闇です。川への転落や、道迷いの危険性が非常に高いです。
- 野生動物: 周辺は山林であるため、熊やイノシシ、シカなどの危険な野生動物と遭遇する可能性があります。
訪問時の心構えと絶対的なルール
- 絶対に立入禁止区域に侵入しない: 「通行止め」の区画に侵入する行為は、不法侵入であると同時に、土砂災害などに巻き込まれる、命に関わる危険な行為です。
- 犠牲者への慰霊と敬意を: この場所で、実際に事故で亡くなった11名の方々がおられます。不謹慎な言動や挑発行為は、故人を冒涜する許されざる行為です。
- 地蔵や慰霊碑を大切に: 交通安全を願って設置されたお地蔵様などを、決して傷つけたり、汚したりしないでください。
- 夜間の訪問は避ける: 物理的な危険性が高すぎるため、夜間の訪問は絶対に避けるべきです。
まとめ
昇仙峡は、日本一の渓谷美という“光”と、バス転落事故という“影”が、あまりにも鮮烈なコントラストを描く場所です。その深い谷底から響くのは、本当に霊の声なのでしょうか。それとも、二度とこのような悲劇を繰り返してはならないという、渓谷自身の、声なき警告なのでしょうか。
このスポットの近くにある、もう一つの恐怖
- 西甲府病院(にしこうふびょういん) 昇仙峡のある甲府市に存在する、もう一つの有名な心霊スポット。かつて結核患者を隔離したという、巨大な廃病院の跡地であり、霊安室や地下からは、今もなお、患者たちのうめき声が響いてくると噂されています。
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